Lightning Talks 7
マルチコアプロセッサでのRubyプログラムの高速実行方式 (米澤 直記)
- スピーカー
- 米澤 直記 - 神奈川大学理学部情報科学科
- プロフィール
- 並列処理、分散処理について研究しています。
- 講演者による資料
- http://www.qd.info.kanagawa-u.ac.jp/yonezawa/RubyKaigi2007.html
自己紹介
Ruby暦実質10週間
やりたいこと
- マルチコアのCPUで高速なRubyを実現したい
- OpenMPみたいなものをイメージ
OpenMPとは?
directiveを追加して並列実行をコンパイルに指示
Rubyではどうするか
- 指示文をコメントとして追加
- forやeachはデフォルトで並列実行してよいと解釈する
どっちの方法でやるかは未定
提案手法の処理の流れ
- トランスレーターでdRubyのプログラムにする
トランスレータ未実装なので、自分がトランスレータになったつもりでdRubyのプログラムを実装, 評価した。
結果
ヤコビの反復法
- 台数効果がコア数=実行効率が理想
- Cで12秒の処理が1時間とかwww
まとめ
- 8コアで6倍以上の効果
- Cで早く終わる処理を使いどころどうなんでしょう?
Keyword(s):
References:[RubyKaigi2007速報ログ]