データで予想する Ruby のリリース　（田中 哲）

スピーカー

田中 哲 - 産業技術総合研究所

プロフィール

継続的インテグレーションツールの一種 chkbuild の作者。

Rubyにはリリースマネージメントがない、と言われていた。 その過去をふりかえってみる。

1.8.3

2005年1月に、4月にリリース予定と。「こんなに前から予定が決まっているなんて、すごく珍しいよ」「心を入れ替えました」→9月21日。脆弱性公開のため〜

1.8.2

10月になってもリリースされていない。問題はなにか？「リリースマネージャ」 12月25日リリース。クリスマスだから〜

つまり

• 予定は未定
• 技術的理由は関係ない

2006年1.8はknuさんとmputさんの管理に。

しかし。 1.9はまだmatzさんの管理に。

2006年6月に、2007年のクリスマスに1.9.1のリリース予定とのこと。

予想

信用できないよね。非難するのは建設的ではないので、建設的に予想してみる。

継続的インテグレーション。テストの結果によって予想できるのではないか。

chkbuildでコミットされるとビルド起動、テストする。

最小二乗法で外挿すると、Failureが0になるのは2009年…まつもとさんに見せても文句はなかったとのことでした。

(ロガー: zunda)