タイトル: パターン、Wiki、XP、そしてRuby
スピーカー
江渡 浩一郎 (独立行政法人産業技術総合研究所サービス工学研究センター)
概要
7月10日に『パターン、Wiki、XP』という本を出しました。この本には、オブジェクト指向の生みの親であるアラン・ケイやSmalltalkとの関わりがあちこちに出てきます。実は本書の隠れたテーマの一つは「オブジェクト指向とは何か」なのです。そのため、書いている時はRubyとの関わりについてよく考えていました。本書にはRubyはまったく登場していませんが、それは話を広げすぎると収拾がつかなくなると考えたためです。今回は、あらためて振り返ってみて、この本の内容とRubyとの関係について考えてみたいと思います。
日程
2009年07月17日(金)
会場
一橋記念講堂(2F)
スピーカープロフィール
独立行政法人産業技術総合研究所サービス工学研究センター研究員。1997年、慶応義塾大学大学院政策・メディア研究科修了。2004年、メーリングリストとWikiを統合したグループコラボレーションシステム「qwikWeb」を公開。試験的に利用できる環境「qwik.jp」を運営している。