タイトル: concov: 時系列に注目したテストカバレッジビューア
スピーカー
遠藤 侑介 (理論科学グループ)
概要
テストカバレッジはプログラムがどの程度テストされているかをあらわす指標である。テストを書けばテストカバレッジは一時的に上がるが、テストをメンテナンスしなければカバレッジは徐々に劣化する傾向がある。しかし、テストカバレッジが下がった箇所を手動で探すのは、煩雑でコストの高い作業である。本発表では、継続的インテグレーションによって定期的にカバレッジを測定し、その変化を可視化するツール concov を紹介する。concov を用いることで、テストカバレッジが低下した箇所の同定が簡単になり、また、開発者のテストに対する意識を向上させる効果も期待できる。
日程
2009年07月18日(土)
会場
特別会議室(1F)
スピーカープロフィール
Ruby のコミッタ権を持つ。Ruby の「テストメンテナ」を自称している。